思い出のゲーム列伝 第四回 「夢大陸アドベンチャー」

思い出のゲーム列伝第四回。今回紹介するのは、まいたにとっては人生初のゲーム機であったMSX、その中でも特にお気に入りだったこのソフト。

夢大陸アドベンチャー(MSX)
黄金のリンゴを求めて

タイトル画面を見てのとおり、ペンギンが主人公のコナミ作品。こう書くと、「けっきょく南極大冒険」を思い浮かべる方もいるかもしれませんが、この「夢大陸アドベンチャー」は、その正当なる続編です。こちらはファミコンなどに移植されなかったため、長らくMSXでしかプレイできない、知る人ぞ知る幻の名作ソフトでした。

けっきょく南極大冒険のシステムをベースに、様々な要素が付け加えられた本作は、病に倒れた姫を救うため、夢大陸にあるというゴールデンアップルを求めて主人公が旅に出る、というストーリー。主人公の後ろからの視点でゲームは進み、様々な障害物やモンスターを交しつつ、制限時間内にゴールを目指す、という内容です。
単純なシステムですが、道中で得た魚をお金として様々なアイテムを購入することができ、3面ごとのボス戦あり、隠しアイテムあり、ワープあり、ループ面ありと、実にバラエティに富んでいます。「宇宙を飛ぶペンギン」なんてシーンもあります。ガチャピンもびっくりです。

しかし可愛らしいグラフィックに似つかわず、難易度はなかなか鬼畜。全24ステージにより構成されていますが、小学校低学年時のまいたには「9面の壁」が高く聳え立っていました。その後MSXを廃棄処分するまで、かなり長い期間プレイする機会があったのですが、MSX版では結局21面が最高記録でした。
ちなみに12面をクリアした時点でゴールデンアップルは手に入るのですが、主人公はなぜか往路とは全く違う道のりを復路とします。どうみても遠回りなルートをわざわざ選んでいるのが子供心に謎でしたね。

まあ、難易度は当時としてはあたりまえのレベルでしたからいいとして、ちょっといただけない点もあります。それはエンディング。何気にマルチエンディングを採用しているのですが、バッドエンド、グッドエンドの分岐条件が「ゲーム中にポーズを押した回数」で決まるという、普通にプレイしていたらまず気にしないようなことに依存しているのです。
まいたはバッドエンディングがあると知ったときは、多分ワープを使わずにのんびり進んでいると、姫の体が持たずにバッドエンドになるんじゃないかな、と思っていました。当時クリアすらできなかった身としてはどうでもいい話ですけどね。

この作品は、現在ではPS・SSで出た「コナミアンティークス MSXコレクション」に収録されています。これでも10年前のソフトになるので入手は困難かもしれませんが、他に携帯電話を利用したメディアにも移植されていますので、MSX以外でもプレイが可能です。興味のある方はぜひやってみてください。

1面

theme : 懐かしのゲーム
genre : ゲーム

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