思い出のゲーム列伝 第74回 「ドラゴンクエスト」
思い出のゲーム列伝、第74回。前回はファイナルファンタジーにお出まししていただきましたから、今回はついでにコイツにもお出まししていただきましょう。
ドラゴンクエスト(FC)

日本RPG界の礎を築いた、子供から大人まで誰もがその名を知る超有名作品。しかし現代のゲームファンには、原典のファミコン版はプレイしたことが無い、という人も多いでしょう。まいたもSFCのリメイクをプレイした後に、ファミコン版をプレイすることになりました。
さすがにファミコン版となると、いまさらプレイするにはなかなかツライものがありますが、発売当初は多くの人が始めて触れるRPGだっただけに、初心者への様々な配慮がなされています。
代表的なのがスタート地点でしょう。開発当初はフィールドマップ上、ラダトームの城と町の中間地点がスタート地点だったのですが、子供たちにテストプレイしてもらうと、ろくに操作も覚えぬまま、城や町を無視して様々なところに向かってしまう事態が多発。そこで、操作を一通り覚えてから旅に出られるよう、王様の部屋をスタート地点とし、宝箱からのアイテムの入手をはじめとし、「とびら」や「かいだん」など一連のコマンドを使用しないと城から出られないようにした、というエピソードは有名です。
ちなみにこのファミコン版には上記のように「かいだん」というコマンドがありました。階段の上に乗っても後の作品のように自動には切り替わらず、かいだんコマンドを使用することによって初めて切り替わるのです。他にも宝箱の上で「しらべる」を使用しても「たからのはこがある!」と表示されるのみで、中身は「とる」コマンドを使用することによって初めて入手できるなど、後のシリーズとは異なっている点がいくつかあります。
現代からしてみれば信じられないでしょうが、「はなす」コマンドの後に「きた」「みなみ」「ひがし」「にし」を選択しなければならなかった、というのもあります。人物グラフィックが正面から見た一種類しかなかったためで、主人公は常時「カニ歩き」で移動をしていました。その割には、武器を装備したとたんに剣を持ったグラフィックに変化するなど、彊聞澆砲惑兒澆気譴震なこだわりもありました。
また、パーティーに仲間は存在せず、最後まで一人です(途中ローラ姫が一緒になる期間はありますが)。初心者のために複雑な要素はなるべく無い方が良い、ということから一対一での戦闘のみになりました。
レベルアップに関しても、製品ではレベル2に上がるために必要な経験値は7なのですが、開発当初は20だったそうです。最初はどんどんレベルが上がったほうがみんなとっつき易いだろう、という配慮から変更されました。まあ、終盤になってくると最近のドラクエに慣れた人にとっては経験値稼ぎが厳しく感じるかもしれませんが。メタルスライムもあんまりおいしくないですし。
ともかく、このように初心者でもとっつきやすいRPGを目指して開発された本作は、当時のRPGの本流からすればどちらかというと亜流といってもよい内容だったのですが、この作品によって日本においてはRPGといえばいわゆる「ドラクエスタイル」が定着することになり、その影響力は非常に大きいものだったと言えるでしょう。ゲームの歴史を語る上では絶対に外すことのできない一本です。
さて、この初代ドラクエは、ゲームを再開する際は「復活の呪文」というパスワードを入力する形式をとっています。兇里茲Δ膨垢辰燭蕕靴は無いので、写し間違えなどによる悲劇の話はあまり聞かないのですが、なかなか面白い文面になる使用可能パスワードがいくつか発見されていますので、その中の一部を紹介して、本日は終わりにしましょう。
「えにつくす とすくうえあが つへいする まぢね」
エニックスとスクウェア合併する、マヂね。
発表当初は誰もが耳を疑った大型合併。すでにこの時点で予見されていました。
「はじるすで しおりとさおり にはあはあ えろげ」
個人的趣味丸出しのチョイス。しおりたん、ハァハァ、さおりたん、ハァハァ・・・。
「どらくえは ねとげになつて つまらない あうと」
ネット対応のドラクエ9に向けて、なんとも不吉な予言です。大丈夫でしょうか。
それではこのくらいで。アデュー!

ドラゴンクエスト(FC)

日本RPG界の礎を築いた、子供から大人まで誰もがその名を知る超有名作品。しかし現代のゲームファンには、原典のファミコン版はプレイしたことが無い、という人も多いでしょう。まいたもSFCのリメイクをプレイした後に、ファミコン版をプレイすることになりました。
さすがにファミコン版となると、いまさらプレイするにはなかなかツライものがありますが、発売当初は多くの人が始めて触れるRPGだっただけに、初心者への様々な配慮がなされています。
代表的なのがスタート地点でしょう。開発当初はフィールドマップ上、ラダトームの城と町の中間地点がスタート地点だったのですが、子供たちにテストプレイしてもらうと、ろくに操作も覚えぬまま、城や町を無視して様々なところに向かってしまう事態が多発。そこで、操作を一通り覚えてから旅に出られるよう、王様の部屋をスタート地点とし、宝箱からのアイテムの入手をはじめとし、「とびら」や「かいだん」など一連のコマンドを使用しないと城から出られないようにした、というエピソードは有名です。
ちなみにこのファミコン版には上記のように「かいだん」というコマンドがありました。階段の上に乗っても後の作品のように自動には切り替わらず、かいだんコマンドを使用することによって初めて切り替わるのです。他にも宝箱の上で「しらべる」を使用しても「たからのはこがある!」と表示されるのみで、中身は「とる」コマンドを使用することによって初めて入手できるなど、後のシリーズとは異なっている点がいくつかあります。
現代からしてみれば信じられないでしょうが、「はなす」コマンドの後に「きた」「みなみ」「ひがし」「にし」を選択しなければならなかった、というのもあります。人物グラフィックが正面から見た一種類しかなかったためで、主人公は常時「カニ歩き」で移動をしていました。その割には、武器を装備したとたんに剣を持ったグラフィックに変化するなど、彊聞澆砲惑兒澆気譴震なこだわりもありました。
また、パーティーに仲間は存在せず、最後まで一人です(途中ローラ姫が一緒になる期間はありますが)。初心者のために複雑な要素はなるべく無い方が良い、ということから一対一での戦闘のみになりました。
レベルアップに関しても、製品ではレベル2に上がるために必要な経験値は7なのですが、開発当初は20だったそうです。最初はどんどんレベルが上がったほうがみんなとっつき易いだろう、という配慮から変更されました。まあ、終盤になってくると最近のドラクエに慣れた人にとっては経験値稼ぎが厳しく感じるかもしれませんが。メタルスライムもあんまりおいしくないですし。
ともかく、このように初心者でもとっつきやすいRPGを目指して開発された本作は、当時のRPGの本流からすればどちらかというと亜流といってもよい内容だったのですが、この作品によって日本においてはRPGといえばいわゆる「ドラクエスタイル」が定着することになり、その影響力は非常に大きいものだったと言えるでしょう。ゲームの歴史を語る上では絶対に外すことのできない一本です。
さて、この初代ドラクエは、ゲームを再開する際は「復活の呪文」というパスワードを入力する形式をとっています。兇里茲Δ膨垢辰燭蕕靴は無いので、写し間違えなどによる悲劇の話はあまり聞かないのですが、なかなか面白い文面になる使用可能パスワードがいくつか発見されていますので、その中の一部を紹介して、本日は終わりにしましょう。
「えにつくす とすくうえあが つへいする まぢね」
エニックスとスクウェア合併する、マヂね。
発表当初は誰もが耳を疑った大型合併。すでにこの時点で予見されていました。
「はじるすで しおりとさおり にはあはあ えろげ」
個人的趣味丸出しのチョイス。しおりたん、ハァハァ、さおりたん、ハァハァ・・・。
「どらくえは ねとげになつて つまらない あうと」
ネット対応のドラクエ9に向けて、なんとも不吉な予言です。大丈夫でしょうか。
それではこのくらいで。アデュー!



