思い出のゲーム列伝 第97回 「スターフォックス」

思い出のゲーム列伝第97回。今回はこれです。

スターフォックス(SFC)
星の狐

ロムカセットの中に特殊チップ「スーパーFXチップ」を搭載し、スーファミながら完全な3D空間によるシューティングを実現した、人気シリーズの初代作品。
立体映像ポリゴンによる空間描写を大々的に銘打っていましたが、さすがに現代のゲームに比べると画面は非常に荒く、当時としても「紙飛行機が飛んでるみたいでダサい」などといった声もありました。
しかしシューティングゲームとしての出来はなかなか優秀で、ポリゴンで形作られた様々なステージと、個性豊かなボス達が彩る名作だと思います。

ライラット系第1惑星ベノムに潜む科学者・アンドルフの軍勢に攻められたコーネリア軍が、反撃の切り札として用意した雇われ遊撃部隊「スターフォックス」が主役。アーウィンという機体に乗り込んで、アンドルフ軍と戦います。
プレイヤーが操るのはリーダーである「フォックス・マクラウド」の機体。「ペッピー・ヘア」「ファルコ・ランバルディ」「スリッピー・トード」といった他のメンバーは、たまに画面上に出現して敵に追っかけまわされることになります。追われている味方を救出すれば一定時間、画面内で一緒に戦ってくれますが、しょぼい単発ビームを放ちつづけるだけで、仲間は基本的にはほとんど役立たずです。
フォックスは狐、ペッピーは兎、ファルコは鷹、スリッピーは蛙がモチーフで、アンドルフは猿がモチーフ。人間に虐げられている動物達の反乱を描写している、という深読みもあります。

ゲームを開始すると、まずはルート選択ができます。レベル1、レベル2、レベル3に分かれており、それぞれ別々のステージを経由してベノムを目指すことになります。
ステージ1はどのルートを選んでも第4惑星コーネリアですが、ステージ構成はレベルによって変わってきます。ボスはレベル1、2だと「アタックキャリア」、レベル3だと「デストラクター」になります。
レベル1のルートだと、ステージ2はアステロイドベルト。宇宙空間のステージではコクピット視点でプレイすることもでき、臨場感がありますが難易度は高くなります。ボスは「ロッククラッシャ−」。8つあるビーム発射口を全て破壊するとカバーが外れ、弱点がさらけ出されます。
ステージ3はスペースアマダ。アンドルフ軍の艦隊が待ち受けており、途中何度か、敵戦艦の中を通り抜けます。最後の戦艦の内部に潜むボスは「アトミックベース」。外壁に張り付く3つのビットを破壊するとコアが出現します。
ステージ4はメテオベース。ベノムへの中継地点になる小惑星です。ボスは「ダンシングインセクター」。何本かある足をまず破壊していきます。足がある間はスピンアタックで、足が全てもげると火炎砲で攻撃してきます。
ステージ5はベノム軌道上。ベノムの最終防衛ラインになりますから、敵の攻撃は激しいです。ボスは「ファントロン」。3つに分身しますが、大して強くありません。なんとなくコミカルな雰囲気を漂わせています。
そしてステージ6はベノム地表。敵そのものより、様々なトラップがやっかいなステージです。アンドルフの基地に入る前に、中ボスとして「ファントロン」との再戦があり、ファントロンはロボットタイプに変形してきます。ファントロンを倒すと、アンドルフと最終決戦です。

レベル2だと、ステージ2はセクターX。基地建設のための資材が漂っています。ボスはレベル1と同じく「ロッククラッシャ−」ですが、カバーが外れた後にミサイルを放ってくるようになっています。
ステージ3は第2惑星タイタニア。序盤は霧に覆われており、視界が悪いです。ボスは「プロフェッサーハンガー」。最初出現した際に「BAY BAY」と小馬鹿にしたメッセージを残して去っていきますが、すぐに直接対決します。
ステージ4はセクターY。奇妙な巨大宇宙生物達が漂っています。エイのような敵の体当たりに注意。ボスは「プラズマヒドラ」。まず腕を攻撃し、腕をもぎ取ったら本体を攻撃していきます。まいたの少し苦手なボスです。
ステージ5はベノム軌道上。レベル1より攻撃は激しくなっています。ボスは「メタルクラッシャー」。アーウィンを挟み込んで潰そうとしてきます。タイミングよくブレーキをかけてかわしましょう。左右のパーツどちらか一方を破壊できれば倒せます。
ステージ6はベノムハイウェイ。最終決戦直前ですが、敵の攻撃は大して厳しくありません。ボスは「ギャラクティックライダー」。ハッチから2体のライダーが飛び出して、うろうろと纏わりついてきますが、比較的弱いボスです。倒すと直接アンドルフの基地に突入し、最終決戦です。

レベル3だと、ステージ2はレベル1と同じくアステロイドベルト。かなり難易度がアップしており、後半の隕石地帯はなかなかの難所です。ボスは「ブレードバリア」。本体から飛び出している6本の弱点を破壊していきます。倒した後のファイナルアタックに注意。
ステージ3は第5惑星フォーチュナ。恐竜のような敵が多く出現します。まいたの大嫌いなステージで、水上での、炎を吐いてくる恐竜群が非常にやっかいです。ボスもまいた苦手の「モナークドドラ」。2つの頭を持つ巨大恐竜。シッポを振ったりして攻撃してきます。
ステージ4はセクターZ。柱の群れがこれでもかというくらいに襲いかかって来ます。アステロイド後半〜セクターZにかけてはこのゲーム最大の難関だと思います。ボスは「アトミックベース供廖4靄榲にはアトミックベースと同じですが、ビットを破壊することができず、一定時間で復活するようになっています。
ステージ5は第3惑星マクベス。上部が天蓋で覆われている、空洞惑星です。前2ステージに比べると比較的楽な面ですが、火山を通り抜けるあたりは気を使います。ボスは「スピニングコア」。ひたすら回りつづけるのみ。弱いです。
ステージ6はベノム軌道上。敵は物量作戦で攻めてきます。単純な敵の数なら最大のステージでしょう。ボスは「グレートコマンダー」。巨大戦艦です。弱点に攻撃を当てにくいですが、攻撃そのものは大したことありません。
レベル3のみステージ7が存在し、ベノム地表となります。レベル1以上にトリッキーな仕掛けが待ち受けます。中ボスは「グレートコマンダー供廖ファントロンと同じくロボットタイプに変形します。鉄球攻撃がうざいですが、終盤に出現するほどの強さではありません。

各レベルとも、最後はアンドルフとの戦いです。最初はモアイのようなポリゴンが出現し、板状の物質を放って攻撃してきます。左右の目玉を破壊すると、キューブ状の本体が出現。本体はレベルが上がるにつれ、攻撃の通る面が減っていきます。一定時間で本体は再びモアイに覆われてしまいますが、本体の体力は回復しません。本体を倒すことができればクリアで、エンディングとなります。

以上がメインステージとなりますが、このゲームには2つの「隠しステージ」が存在しています。
隠しステージその1はブラックホール。レベル1ステージ2にて、5つの隕石が線状に連なって回転しつつ登場する場面がありますが、3つ立て続けに登場するこの隕石の中心の隕石を破壊して、その部分を通り抜けていくと、3つ通り抜けた後に人面隕石が出現します。これを破壊するとブラックホールへの入り口が出現し、ワープすることができます。
ブラックホールステージにはボスはおらず、3つの出口があり、それぞれレベル1ベノム軌道上、レベル2セクターY、レベル3セクターZへと続いています。

隠しステージその2は「アウトオブディスディメンション」。レベル3ステージ2に登場する、背景のような巨大隕石の2つ目を攻撃しつづけると破壊することができ、中から飛び出してくる鳥のようなキャラに触れることでワープします。不思議な空間に突入することになり、ボスとして「スロットマシーン」が登場し、スリーセブンを揃えるとスタッフロールが始まってしまいます。脱出不可能なステージで、入ってしまったらリセットがゲームオーバーするしかありません。

以上のようなステージ構成となっており、まいたは結構やりこみました。なかなかの高難易度と言われるレベル3でも安定してクリアできます。
スーファミにおける3Dの限界に挑戦した本作。スーファミがどれほどの力を持っていたのかを見せつけてくれるゲームです。ぜひ抑えておきましょう。

アタックキャリアハ モラッタゼ!

theme : 懐かしのゲーム
genre : ゲーム

comment

Secret

No title

少しだけこの作品をやったことあります。
これは面白いけどシューティングが苦手で、結局ステージ2が限界でした。(しょぼっ!)
どうしても2ステージ目以降ががいけなくて悔し涙を流した記憶があります。
暇ができればクリア目指して頑張ってみようかな。

No title

こんばんは、アイアン小僧さん。
コメントありがとうございます。

難しいけどやりごたえがある名作です。
ぜひクリア目指してみてください。

No title

こんばんは。
このゲーム大好きでした。
おっしゃるとおり見た目がダサくて損していましたが、
動かしてみると全然印象が違って、凄くカッコいい
グラフィックに感じるんですよね。前衛的で。
他にも抜群のスピード感とか、壮大な音楽とか、
まるで映画に入り込んだような気分にさせてくれるゲームでした。

No title

こんばんは、武装ダイノスさん。
コメントありがとうございます。

確かに停止画像での見た目と、実際動かした時の
印象が全然違うゲームでしたよね。
映画チックな演出も魅力的でした。
まいたは映画的演出をよりパワーアップさせた
「64」も大好きです。

No title

こんばんは、始めまして。

懐かしくて思わずコメントしてみました。
私、このゲームは当時ちょっと得意だったので。
この静止画みてると、もう一度プレイしてみたくなりますね。

No title

はじめまして、宇野晴絵さん。
コメントありがとうございます。

まいたも記事を書いていると当時の記憶が蘇ってきます。
「ちょっと記事のチェックのため・・・」と始めたゲームに
思わずのめり込んでしまったりもしてw
またいつでもお越しくださいませ、お待ちしています。
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覗いてみなきゃ、わからない。

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